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「弱さを見せる」は、弱い?強い?

オーセンティック・リーダーシップについての深掘り

· しあわせリーダー,オーセンティックリーダーシップ

リーダーシップの概念の1つに「オーセンティック・リーダーシップ」というものがあります。

 

オーセンティック(Authentic)とは・・・

「本物(ほんもの)であるさま」「正真正銘の」「真の」

という意味であり、反対語には、「偽物」「コピー」「擬似の」というものがあります。

 

この定義からも、「オーセンティック・リーダーシップ」=「自分らしいリーダーシップ」という意味で使われています。

 

では、リーダーシップという文脈の中で「自分らしさ」とはどうことでしょうか?

 

自分らしさに対する認知は、自己認識力(Self Awareness)を高めることに他なりません。

 

さらに、自分自身が思っている自分らしさと他者が思っている自分らしさを分けて、それぞれに対する自己認識力を高めることが必要になるのです。

 

その方法は2つです。

 

1.自分の内省力を高める

2.他者からのフィードバックを受ける

 

ここは「ジョハリの窓」で説明すると分かりやすいです。

1.自分の内省力を高める

未知の窓の領域だったものを秘密の窓に入れていくプロセスになります。

つまり、自分自身でも気づいてない欲求や願いや恐れなどに対して自己理解を深めていくことです。

そして、その秘密の窓にあることを他人に自己開示することが、「弱さをさらけ出す」オーセンティック・リーダーシップを発揮する行為となるわけです。

2.他者からのフィードバックを受ける

盲点の窓の領域を他者から教えてもらうことです。

私たちには自分に対する認知の限界があるため、他者からのフィードバックなしには「自分らしさ」への自己理解は限定的となります。

このフィードバックにはポジティブなものとネガティブなものがあります。

どちらにせよ、自分自身は知らない領域を他人に教えてもらうというのは恥ずかしさや怖さがあります。

だからこそ、人はフィードバックを受けることを避けがちになります。

逆を言うと、フィードバックを受ける姿勢が勇気のある、真摯さといったインパクトをもたらすことになります。

こうして自己認識ができた「自分らしさ」が、オーセンティック・リーダーシップのリソースになるわけです。

■自分らしさをさらけ出す

「オーセンティック・リーダーシップ」=「自分らしいリーダーシップ」

の特徴的な行為として「ありのままの自分をさらけ出す(自己開示)」があります。

つまり、偽物や擬似の自分ではなく、正真正銘の真の自分ということです。

これは、私たちのデフォルトモードが、(特に仕事の文脈において)仮面を被った、またはあるべき姿を装った、偽物な自分でいるという認識が大切になります。

ここの対比として

「自分らしさをさらけ出す」=「弱さをさらけ出す」

というメッセージになるのだと思います。

では、「弱さをさらけ出すこと」のリーダーシップにおける効果とはなんでしょうか?

様々な効果があると思いますが、

私は、「人間のエネルギーをエコに価値創造に転換できる」

という効果が最大の魅力だと思います。

発達理論のロバート・キーガンは、「自分の弱さを隠すことに経営リソースが浪費されている」といった警鐘をならしています。

私自身の振り返ると、自分の優秀に見せよう、良い経営者に見られるようにしようという無意識の承認欲求に囚われてエネルギーを割いている心当たりは痛いほどあります。

このエネルギーを、本当に創り出したい価値のために転換できるということです。(セルフリーダーシップ)

さらに「弱さをさらけ出された」相手が影響を受けます。(他者へのリーダーシップ)

「弱さをさらけ出された」時に相手が感じるのは、「弱さ」ではないのです。

逆の「強さ」、「勇気」なのです。

自分も勇気を出して「自分らしく」あって良い。在りたい!

周りの目を気にするのではなく、本当に作りたい価値のためにエネルギーを使い、発言や行動を選択しよう!

といったエネルギーがチームや組織に感染していくことが効果があります。(心理的安全性)

私も「オーセンティック・リーダーシップ」を開発するために、内省フィードバックの習慣を大切にしていきたいと思います。

あなたの「自分らしさ」・「弱さ」とはどんなものでしょうか?

By Vecci

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