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フィードバックを受け取る

フィードバックを伝えることも大切ですが、フィードバックを受け取るというテーマについて深めてみました。

· オーセンティックリーダーシップ,しあわせリーダー,組織風土

■フィードバックはなんの目的で受けるのか?

 

上司や同僚や部下から

「フィードバックを伝えても良いですか?」

って聞かれたら、どんな感じがしますか?

きっと、あまり良い感じがしないドキドキがあるのではないでしょうか?

まだ、良いフィードバックか悪いフィードバックかは分からないのに、私たちはフィードバックに対して、「何か悪い所(変えないといけない)を指摘される体験」というイメージがあるからだと思います。

 

では、そもそも何のためにフィードバックを受ける必要があるのでしょうか?

 

嫌な思いまでしてフィードバックなんて受けなくても良いのではないでしょうか?

私の個人的な目的は

  • 自分らしさ(ありのまま因子)と他者との関係性(ありがとう因子)の調和を図る事
  • 自分のリーダーシップの成長(やってみよう因子)の機会にする事

です。

 

要するに、幸せでいるためですね(^^)

前野隆司教授「幸せのメカニズム」より

■内的自己認識と外的自己認識のズレ

自分が認識している自分を「内的自己認識」、他人(周囲)が思っている自分を「外的自己認識」と言います。

この2つの自己認識がズレていると自分も周りも不幸な体験が増えちゃいます。そして、この2つの自己認識はズレやすいのです。

なぜズレると不幸なのか?

 

自分はできる上司だと勘違いしている上司を思い浮かべてください。

自分は良かれと思ってやることが、周りの迷惑になりますし、結果としてその部署のパフォーマンスは下がるので上司の評価も下がります。

要するに、裸の王様状態で自分の振る舞いが客観視できずに無自覚に悪影響を与え続けてしまう不幸を生み出します。

 

なぜ、ズレちゃうかというと、誰もその悪影響を本人にフィードバックしないからですし、仮にフィードバックしたとしても本人が部下の進言を受け取らないからです。

ここは「ジョハリの窓」でいう盲点の窓がずっと開かれないのです。

■フィードバックを受け取るのが怖い3つの理由

1.真実と思えない

・・・「フィードバックの内容が間違っている」、「評価基準が納得いかない」というように、そもそもフィードバックの中身が真実と思えないことがあります。真実味のないフィードバックを受け取るのは、良い気分ではないでしょう。

2.人間関係に影響する

・・・要するに、「お前からは言われたくない」ということです。フィードバックの内容ではなくて、それを伝える人が(自分にとって)その資格があると思えていないと感情が邪魔します。

3.アイデンティティが脅かされる

・・・自分の自尊心や自己価値が傷つくことへの自己防衛です。特にネガティブな内容であれば内的自己認識(セルフイメージ、アイデンティティ)が崩れる感覚に襲われ、自己防衛反応が起こります。

■フィードバックを自分からもらいにいこう

そんな怖いフィードバックをあえて自分からもらいにいくという提案です。

この行為がもたらすインパクトはこんなものが挙げられます。

  • 自分の盲点につながるヒントを教えてもらえ、自分の成長につながる
  • もちろん、ポジティブなフィードバックと感謝を伝えてもらえる機会になる
  • フィードバックをもらう人は少ないので、誠実さや真摯さを体現できる
  • 相手からも「私にもフィードバックもらえませんか?」と言いやすい場になる

私自身は、会社のトップであるため、意識的に取りに行かないとフィードバックを受け取る機会が少なくなりがちです。

そして、そのことで自分が「裸の王様」になることに怖さを感じています。組織のトップからフィードバックをもらうようにする姿勢を通じて、フィードバックをする、されることが文化になることを願っています。

「私がもっとあなたの成長に役立てるために、私自身の態度や言動について変えて欲しいことはありませんか?」

By Vecci

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