私たちを通して世に出たがっているパーパス（意義、目的）は何か
この表現は一部の人にはピンとくる言葉だろうと思います。先日来日された「ティール組織」著者のフレディック・ラルー氏をむかえた「Teal Journey Campus」の中で話された言葉。パーパス（意義、目的）は、自分で発見するのではなく、パーパスの方に見つけてもらう。
▶こちらに講演記録がわかりやすくまとめられています。 https://bizzine.jp/article/detail/3873
はじめて聞く方には馴染みにくい考え方かもしれません。しかし、自分たちの創業の経緯を思い出すと、このラルーさんの考え方にとても共感します。私たちは、考え抜いて作った会社というより「流れ」で世の中の声で作らされた？みたいなところがあって、それは無責任というより自然な流れに乗った感じでした。
「しあわせリーダーの育成*を通してしあわせな世界を共創します」
*育成＝育み、成るのを支援すること
この私どものパーパスを思い出すとき、創業の原点に立ち戻り、利己的ではなく利他的な気持ちになります。毎日の自分の在り方の指針となって力がみなぎったり、反対にまだ実力不足に直視せざるを得ない場面にも向き合うことになります。
ひるがえって。
会社を設立して１年と１か月。「このプロジェクトどうする」、「タイムラインは」、「会計処理は」のような日常のオペレーションの会話になりがちなこの頃、先日の社内定例ミーティングでは、パーパスの話をしました。もう一度ピュアな気持ちに戻ろう。まだやりたいことあるなぁ。しあわせリーダーで世の中あふれさせよう。しあわせに働こう。しあわせに生きよう。しあわせな世界をともに創ろう。
「今この瞬間、わたしにできるもっとも意味あることは何か」
これは、ラルーさんがおっしゃった言葉でもう一つ心に残ったこと。
ラルーさんの人としての在り方が、言葉だけでなく立ち姿にもあらわれていて、会場を包み込んでいました。真実の声は響く。
そうだ。
やっぱり自分たちのピュアな気持ちに従って、もう一度私たちのパーパスを惜しみなく、恥ずかしがらずに表現にしておくことが今この瞬間私にできることだと思って筆をとりました。
あなたを通して世に出たがっているパーパスは何ですか？
今この瞬間、あなたにできるもっとも意味あることは？
（あさの＠Teal Journey の場を作って下さったたくさんの方々への感謝とともに）