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効率悪く味わい深い世界へようこそ!

「マインドフル読書法」のススメ

· マインドフルネス,リーダーシップ

読書を楽しむ方は「読書が至福の時間」「本のない人生なんて!」とおっしゃいます。そんな世界に触れてみたいと思いながら、でも私は読書がまったくの苦手。苦手というより苦痛でした。

常々「マインドフルネスはライフスタイル。日常のあらゆる所作に組み込める」とみなさまに伝えておりますので、これは「マインドフル読書」もできるのではないか、これだったら私にも楽しめるのではないか、と思い立ちました。

マインドフル読書法って何?

「マインドフルネス 読書」でGoogle検索してみると、少ないながらもヒットしたのが2種類。

ひとつは読書をするとマインドフルネスの効果が得られるというもの。例えばこちら、読書のマインドフルネス効果3つ  ふうん、治療にも使われるのですね。

もうひとつは、???なもの。例えばこちら。マインドフルネス速読 書評を読むとゾーンに入って集中して、ということなのかな? どうも私のイメージするマインドフル読書とは違うようです。

そこで、マインドフルネスの本質に照らし合わせて、私なりの「マインドフル読書法」の定義を仮置きしてみました。

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本を読んでいても、あれ、どこを読んでいたっけ? と目でおっていただけに気づくこともありますし、本に書いてあることと似た自分の経験を思い出してぼーっとすることがありませんか。心があちこちにいくのを含めて楽しむ読み方。または、必要な「情報」だけを効率的に探しに行くような読み方。これらが悪いわけではまったくありませんが、マインドフル読書とは呼べなそうです。

一方、今回ご紹介するマインドフル読書法は、

新しいものに出会おうという好奇心とオープンさとともに、本から注意をそらさないで(それたら優しい気持ちで戻ってきます)、読むことで自分にあらわれる感覚や感情に気づき、それらをやさしく受容しながら読む方法と言えるでしょうか。声を出して、ゆっくり、みんなで読み、最後に対話します。

過去4回実施しましたが、この読書法に触れた方から「まったく違う感覚で本を読めた」との声があがっています。どう違うか?は、ぜひ体験してみてください。

今後のマインドフル読書会(無料)実施予定

そして次回の本は決まっています! ずっと読みたかったスティーヴン・マーフィ重松先生のご著書です。

どうぞこちらからお申込み下さい。(お申込みは各日前日12:00まで)

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ということで、読書が苦手な自分のために始めた企画ですが、加えて、弊社のささやかな恩送り活動のひとつとして、無料にて実施させていただいております。ご興味・タイミングがあえばぜひどうぞ。

あ、そうそう。先に言っておきますがとても効率の悪い読書法です。効率ではなく、一瞬一瞬を味わう世界を体験したい方のお越しをお待ちしております。

かおり